弁護士と探る解決法


とりわけ借金問題に関し、確かな経験と実績を誇る弁護士であれば、相談者から伺う話の内容と借入状況を示す資料、そして質疑応答を通じ、総合的な視点から冷静に現状の推察が可能です。但しここで注意せねばならないポイントとして、相談者が事実をありのままに正確に伝える姿勢が挙げられます。

借金問題を弁護士に打ち明ける事に対する抵抗感、あるいはこの期に及んでも捨て切れぬ虚栄心が邪魔をしてしまい、実際の借入額より小さな借金額を伝える、実際には有さぬ返済能力を口にしてしまう相談者は、残念ながらゼロとは言えません。こうした初動段階の嘘までは弁護士と言えども見極められず、あくまで相談者が伝える内容を前提に、債務整理を通じての問題解決方法を模索します。

土台となるデータ自体に嘘があれば、どれだけ専門知識と経験値を駆使して考え出した解決策も、現実とは的外れかつ無意味な策となって当然です。更には相談者すなわち債務者のその後の経済力を誤って捉えてしまった結果、債務整理を続ける過程で再び頓挫してしまっては、最早情状酌量の余地は見当りません。見栄から弁護士に告げてしまった小さな嘘が結果、自らの息の根を止めてしまっては、最早本末転倒どころでは済まされません。